【亜州ビジネス編集部】中国の2大インターネット企業、騰訊HD（テンセント・ホールディングス：700/HK）と阿里巴巴集団HD（アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK）が向こう数週間内に、大規模なリストラを実施するもようだ。香港経済日報が14日、本土メディアの報道を引用して伝えたもの。テンセントは全社員の10〜30％、アリババは30％の人員削減を計画しているという。
　報道によると、アリババは手始めとして今週中にも、社区コマースを含むMMC事業部で20％のリストラを実施する予定だ。
　中国では大型ハイテク企業のリストラが相次いで報じられている。これまでの報道によると、快手科技（クアイショウ・テクノロジー：1024/HK）、百度（バイドゥ：9888/HK）、京東集団（JDドットコム：9618/HK）、滴滴出行（DIDI/NYSE）、北京字節跳動科技（バイトダンス）などに人員削減観測が浮上。中国当局による締め付けの強化に加えて、景気の減速がその背景にあるとみられている。


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