【亜州ビジネス編集部】インターネット通販の「618セール」がスタートする中、中国では6月1日に「子どもの日」を迎えたこともあり、玩具の販売が好調だ。子どもだけでなく、「80後」や「90後」といった大人の間でも「ウルトラマン」など懐かしのキャラクターグッズを購入する人が増えているという。中国新聞網が1日付で伝えた。
　こうしたニーズを狙い、EC大手の「天猫（Tモール）」はキャラクターグッズを集めた「百大IP楽園」を立ち上げた。天猫では「618セール」の先行予約が始まった5月26日から現在までに、ウルトラマン関連の玩具やフィギュアなど200万点以上を売り上げている。このほか、「ポケットモンスター」のあひるポケモン「コダック」関連グッズの販売数は100万点に達したという。
　百大IP楽園はアニメからゲーム、映画、テレビまでの700アイテム以上のキャラクターグッズを用意。単品売りだけでなく、「カプセルトイ」方式も準備し、子ども時代を懐かしむ大人のニーズを取り込んでいる。


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