【亜州ビジネス編集部】新型コロナウイルス感染者の確認が続いている北京市豊台区の政府は5月31日、区内全域で在宅勤務を指示した。不必要な移動や区外への移動、区外から同区に入ることを禁止している。期間は暫定的に6月5日までとした。中国新聞網が伝えた。
　同区は企業の責任で在宅勤務の徹底を指示。飲食店の店内飲食も禁止した。商店については、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、食品市場、医療機関、薬店などを除いて営業を禁止。バーやカラオケ店、映画館などにも営業停止を命じた。
　北京市では8日連続で新規感染者が減少し、3日連続で市中感染がゼロだった。ただ30日午後、豊台区で18人の感染を確認。当局者は「ゼロコロナはかなり困難なことだ」と述べている。


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