ニュース 2022/06/15 18:00
中国:滋養・栄養食品がZ世代に人気、効能より「味」重視
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】中国の滋養・栄養食品の市場規模は、2021年の2700億人民元から23年に3200億人民元(約6兆4000億円)へと拡大する見通しだ。滋養・栄養食品を扱う電視商取引(Eコマース)事業者が予測したもの。購買層の中心は高齢者ではなく、購買力をつけている「Z世代」(1995〜2009年生まれ)になっていく見込みという。北京青年報が14日付で伝えた。
こうした「Z世代」が滋養・栄養食品に求めるものは、従来のイメージと大きく変化してきている。「効能よりも味やおいしさ」「一般的な効能でなく、特徴的な効能」といった形だ。このため、老舗メーカーも「古臭い」ラベルをはずし、製品の革新とアップグレードを急いでいる。キーワードは「効能の細分化」と「新しい味」だという。
特に、通販サイトを通じた販売が伸びている。ショート動画アプリ「抖音」(中国版tiktok)を経由した2022年第1四半期(1〜3月)の販売額は前年同期比で324%増加した。個別の商品としては、霊芝(レイシ)やシカの角、燕の巣、高麗人参などが人気となっている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
こうした「Z世代」が滋養・栄養食品に求めるものは、従来のイメージと大きく変化してきている。「効能よりも味やおいしさ」「一般的な効能でなく、特徴的な効能」といった形だ。このため、老舗メーカーも「古臭い」ラベルをはずし、製品の革新とアップグレードを急いでいる。キーワードは「効能の細分化」と「新しい味」だという。
特に、通販サイトを通じた販売が伸びている。ショート動画アプリ「抖音」(中国版tiktok)を経由した2022年第1四半期(1〜3月)の販売額は前年同期比で324%増加した。個別の商品としては、霊芝(レイシ)やシカの角、燕の巣、高麗人参などが人気となっている。
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