ニュース 2022/06/23 18:00
中国:広東など南方各省、A香港型インフルエンザ流行
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】中国疾病対策予防センターの王大燕・主任はこのほど、今年の季節性インフルエンザの対策を話し合う会合で、広東や福建など中国南方の各省において、A香港型(H3N2)インフルエンザウイルスの感染者が急増していることを明らかにした。瀟湘晨報が伝えた。
6月に入り、福建、広東、海南、江西の各地で病院の発熱外来の受診者が急速に増えており、南方は夏の流行期に入ったとみられている。各省の病院の記録によると、受診者に占めるインフルエンザ様疾患(ILI)の割合は5.8%で、2019〜22年同期の3〜4.4%より高く、19年の大流行期も上回った。
広東省疾病対策予防センターの康敏・所長によると、広東省では最近2年間、マスク着用など新型コロナウイルスの感染対策が他の呼吸器感染症でも効果を挙げた。一方で、インフルエンザに感染しやすい人が蓄積する結果になっている。コロナ対策と並行し、インフルエンザ流行のリスクにも注意が必要という。
世界保健機関(WHO)のデータでも22年に入り、南半球、北半球ともにインフルエンザの罹患率が大幅に上昇している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
6月に入り、福建、広東、海南、江西の各地で病院の発熱外来の受診者が急速に増えており、南方は夏の流行期に入ったとみられている。各省の病院の記録によると、受診者に占めるインフルエンザ様疾患(ILI)の割合は5.8%で、2019〜22年同期の3〜4.4%より高く、19年の大流行期も上回った。
広東省疾病対策予防センターの康敏・所長によると、広東省では最近2年間、マスク着用など新型コロナウイルスの感染対策が他の呼吸器感染症でも効果を挙げた。一方で、インフルエンザに感染しやすい人が蓄積する結果になっている。コロナ対策と並行し、インフルエンザ流行のリスクにも注意が必要という。
世界保健機関(WHO)のデータでも22年に入り、南半球、北半球ともにインフルエンザの罹患率が大幅に上昇している。
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