【亜州ビジネス編集部】中国各地に熱波が襲来している。北京市気象台は13日、今年2度目の異常高温「黄色警報」を発した。14〜17日にかけて4日連続で気温が35℃を超えると予報。高温の空気塊に覆われるなか、一部エリアでは40℃に達する恐れがあると警告している。北京日報が伝えた。
　湿度が比較的に低いものの、紫外線が強まると説明。特にアスファルト路面温度は50℃を超えるとの見方を示し、市民に警戒するよう呼びかけた。
　また、高温環境で働く市民には、労働時間を短縮するよう提案。表面温度の急上昇を踏まえ、道路の損傷、自動車のタイヤパンク、自然発火などの事故も警戒するよう求めた。運転手は疲労運転を避け、車両の点検と保守を強化するべきと説明している。
　電力消費の過剰による電線や変圧器の故障、火災を防止するよう指示。特に電動自転車の充電による火災リスクを意識するよう注意喚起した。


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