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  ニュース     2022/09/12 18:00

中国:北京市内3大学でコロナ集団感染、発端は帰京学生 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】中国伝媒大学は11日、前日に学生6人が新型コロナウイルスに感染していることが判明し、学生と教員151人を隔離したことを明らかにした。新学期で帰京した学生が、感染拡大の発端となった。中国メディアの中国新聞網によると、

 北京市疾病対策予防センターによると、北京化工大学昌平校区、中央民族大学付属中学、中国伝媒大で集団感染が発生。北京市当局は、市内の各大学に対策の徹底を求めた。北京では10月16日、共産党大会が予定されており、最近の感染拡大が注目を集めている。北京市の10日の感染者は10人(有症8人、無症状2人)、11日は14人で、いずれも隔離中の学生らからみつかった。

 北京のほか、遼寧省でも10日、新規感染者38人が確認されたが、いずれも大連市の住民。8月19日以降、大連の感染者は計1000人を超えた。

 四川省でも10日、新規感染者187人を確認、最近数日間で1日としては最多となった。成都市90人だったが、同市の新規感染者は3日連続で100人を割り、減少傾向にある。

 貴州省貴陽市、山東省、新疆ウイグル自治区、広西チワン族自治区、10日、28〜116人の新規感染者が確認された。うち新疆では、今回の感染拡大による感染者が計5700人を超えた。

 なお、台湾の中央通信社によると、中国の証券会社、華泰証券は、7日発表したリポートで、コロナのオミクロン変異株の派生型BA.5の死亡率が、インフルエンザを下回ると指摘した。リポートはまもなく削除されたが、中国内で拡散し話題となっている。



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