【亜州ビジネス編集部】フグ毒に匹敵する猛毒を持つ「ヒョウモンダコ」をネタとした寿司が、四川省成都市の台湾系回転寿司チェーンで提供されていたという情報が中国のSNS「微博（ウェイボ）」上で話題になっている。店側は「ネタはイイダコ」と主張。「イイダコには、ヒョウモンダコと似た斑点がある」と説明している。毎日経済新聞が25日付で伝えた。
　投稿者によると、店側は前述の説明をした上で「仕入れ先、店内のタコは全て検査に出した」と回答。「書き込みを削除して欲しい」との要請があり、投稿者はすでに応じたという。この書き込みはこれまで1万回以上もリツイートされ、6万件以上の「いいね」がついている。
　専門家によると、ヒョウモンダコは熱帯・亜熱帯海域に生息し、海に浮かんだ物などと一緒に北上してくることもある。ただ、北上してくる確率は低く、一般に海鮮市場などに流入する可能性は低いという。
　なお、今回話題となった回転寿司チェーン「争鮮（Sushi Express）」は、台湾ならではのメニューもあり人気が高く、特に休日は家族連れなどで賑わっているという。


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