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  ニュース     2022/08/26 18:00

小米が北京汽車集団とEV提携か、ヒョンデ合弁工場買収も 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】2024年までの電気自動車(EV)生産を目指す計画の実現に向け、中国スマートフォン大手の小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)が北京汽車集団と提携協議を進めているもようだ。香港紙・信報が26日、外電報道を引用して伝えた。

 消息筋によると、小米は自動車生産ライセンスを保有する北京現代の第2工場を買収する案など、さまざまな選択肢を検討中。北京現代は北京汽車(BAICモーター:1958/HK)と韓国ヒョンデの合弁会社だ。小米は独自のライセンス取得に遅れが生じているため、他社との提携によるEV生産を考えているようだ。

 両社の提携は、北京汽車集団傘下のEVメーカー、北汽藍谷新能源科技(600733/SH)を通じて実施される可能性があるという。

 小米は2021年3月末、EV事業への参入を正式に発表。初期投資額は100億人民元に設定し、今後10年間で100億米ドルを追加投資する戦略を立てた。9月には、EV事業で1社目となる「小米汽車有限公司」を設立したことを表明。11月には、2社目となる「小米汽車科技有限公司」が設立されている。

 これまでの報道によると、同社は2024年上半期のファーストモデル発表を目指す方針。その後3年間にわたり、毎年1モデルのペースで新車を投入する計画で、この3年間で販売台数90万台の達成を目指す。

 ただ、今年7月にはプロジェクトがとん挫しているもよう――と外電が報じた。ライセンスを巡り、国家発展改革委員会と数カ月にわたる協議を進めてきたが、現在も承認を得られていないと伝わっている。


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