【亜州ビジネス編集部】「ゼロコロナ」政策終了で海外渡航者が増加するなか、パスポートを更新する中国人も急増している。上海市公安出入境管理局によると、今年1月9日から5月31日までの期間で、パスポート更新処理件数は42万4000件に上った。2019年同期の6.8倍に増加している。中国新聞網が7日付で伝えた。
　同局によると、中国人の出入国申請受理件数は同期に228万5000件に上った。19年同期比で14.2％増加し、過去最高を記録している。
　申請急増を受け、同局はスマート申請設備の設置、受付時間の延長などで対応。また、国内の小中学校などに通う未成年者の出入国申請について、土曜日の受付が非常に混雑することから、平日夜間に専用受付を設置する。


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