ニュース 2023/01/12 12:37
BYDがインド開拓を加速、2030年目標EVシェア40%
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】世界4位の自動車市場であるインドでのシェア拡大に向け、中国の比亜迪(BYD:1211/HK)が大規模な事業拡大を計画している。BYDインド現地法人のゴパラクリシュナン高級副総裁はこのほど、インドの電気自動車(EV)市場における自社シェアを2030年に40%まで引き上げたいとの考えを示した。香港紙・明報が12日、外電報道を引用する形で伝えた。
ゴパラクリシュナン高級副総裁はインド市場を戦略的市場とする理由について、消費者がEVの必要性を認識し、充電インフラも整備されつつあると指摘した。
BYDは2007年にインドの商用車市場に進出。22年には乗用車市場にも参入し、ミドルサイズ電動SUV「ATTO3」を投入した。今年は1万5000台の販売を計画している。「ATTO3」は海外向けの名称で、中国名は「元Plus」。自主開発のリチウムイオン電池「刀片電池(ブレード・バッテリー)」が搭載され、満充電での航続距離は485キロメートルに達する。
このほか、今年第4四半期(10〜12月)には現地で新たに3モデルを投入する計画。高級セダン「SEAL」(中国名:海豹)などの発売を予定している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ゴパラクリシュナン高級副総裁はインド市場を戦略的市場とする理由について、消費者がEVの必要性を認識し、充電インフラも整備されつつあると指摘した。
BYDは2007年にインドの商用車市場に進出。22年には乗用車市場にも参入し、ミドルサイズ電動SUV「ATTO3」を投入した。今年は1万5000台の販売を計画している。「ATTO3」は海外向けの名称で、中国名は「元Plus」。自主開発のリチウムイオン電池「刀片電池(ブレード・バッテリー)」が搭載され、満充電での航続距離は485キロメートルに達する。
このほか、今年第4四半期(10〜12月)には現地で新たに3モデルを投入する計画。高級セダン「SEAL」(中国名:海豹)などの発売を予定している。
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