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  ニュース     2020/09/16 18:59

中国:ブルセラ症菌漏出で感染3000人、当局が情報隠ぺい=甘粛 無料記事

 甘粛省蘭州市の製薬工場で2019年にブルセラ症の原因となる細菌が漏出し、住民3000人余りが感染していたことが分かった。感染者の大半が現在も症状に苦しんでいるという。工場の消毒液が使用期限を過ぎ、排気の消毒が不十分だったことでエアゾロル感染が起きたとみられている。財新網が14日伝えた。
 報道によると、保健当局の甘粛省衛生健康委員会は感染者が200人余りに達した段階で情報を隠ぺい。蘭州市政府が工場付近の住民を調べたところ、約5000人の感染が判明したという。
 財新網の報道を受け、同委は15日、ブルセラ症菌の感染者数を3245人と発表した。甘粛省と蘭州市が調査チームを立ち上げ、関係者8人を党の規律違反などで処分している。
 ブルセラ菌感染症は人畜共通の伝染性疾患。牛、羊、豚が感染源となり、肉や乳製品を経て人が感染する恐れがある。感染者は治療が遅れると、関節の痛みや発熱、脱力感などの症状が出る。
 中国では19年12月、研究機関の中国農業科学院・ハルビン獣医学院の大学院生13人がブルセラ菌に感染したことが分かった。13人は直前に、蘭州市の研究機関「中国農業科学院蘭州獣医研究所」に派遣されていた。


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