【亜州ビジネス編集部】重慶市の電力消費が拡大を続けている。重慶市では1〜6日にかけて6日連続で「オレンジ色高温警報」が発令された。多くの区や県で最高気温が40度の大台を超えている。こうしたなか、6日の電力消費ピーク値は過去最高を更新した。2019年に記録した2138万キロワット（kW）を2.3％上回る2188万kWにまで膨らんでいる。中国新聞網が伝えた。
　重慶市の月次電力消費は、今年1〜3月にかけて前年割れで推移したものの、4月にプラス成長に回帰。7月は前年同期比14.54％まで伸びが拡大した。
　今年の電力消費ピーク値に関しては、前年比で9％増の2330万kWに上ると予測されている。


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