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  ニュース     2020/10/23 19:59

中国:広東仏山に「水素エネ産業」集積、稼動FCVは1400台近く 無料記事

 広東省で水素エネルギー産業が育っている。仏山市では22日、「国連開発計画(UNDP)水素産業会議」と「第3回・中国(仏山)国際水素エネルギー・燃料電池技術製品展覧会(CHFE)」が同時に開幕された。25日まで4日間の日程で開催される。中国新聞網が伝えた。
 今回のCHFEには、内外の企業300社近くが出展している。基礎インフラ、水素エネルギー利用、燃料電池(FC)、重要部品、重要素材、燃料電池車(FCV)に関する先端技術や製品が披露された。
 上海重塑能源科技有限公司(Shanghai Re-Fire Technology)は「鏡星(PRISMA)」シリーズのFC製品を持ち込んでいる。寿命は3万時間で、零下30度の低温にも耐えられるよう設計した。18〜49トン級車両に搭載可能な5種類を展示している。
 広東国鴻ケイ能科技有限公司(SINOSYNERGYPOWER)は「鴻芯GI」シリーズの電堆製品を開発した。「鴻途G」シリーズのFCに組み込む。グラフェン素材や超薄CCM(触媒層接合体)に関する技術を確立した。
 仏山市は「三大水素エネルギー産業基地」を選定している。90社以上が進出した。水素ステーション15カ所が運営中。水素エネルギーバスの路線は28本を数え、稼動中のFCVは合計1400台近くに達した。


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