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  ニュース     2024/01/19 13:45

中国:北京のインフルエンザ9割がB型、コロナはJN.1が拡大 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】北京市疾病予防管理センターによると、直近1週間で市内の主要病院でインフルエンザの症状を訴えて受診した患者のうち、88.5%がB型インフルエンザだった。新型コロナウイルスの感染者も増加傾向にあり、オミクロン変異型の派生型「JN.1」感染者の割合が拡大している。香港メディアの東網が伝えた。

 同センターによると、主要病院の受診者のうちインフルエンザ感染者が占める割合は最近1週間は49.9%で、ピークだった昨年12月の59.9%から10ポイント低下した。同センターは、北京市でインフルエンザの流行がなお続いているものの、沈静化の傾向にあるとしている。

 また、受診者のうち新型コロナ感染者は1.8%で、現在はオミクロン変異株の派生型「XBB」が主流。一方、「JN.1」は感染力が強いことで知られ、感染が拡大しているが、毒性が強いとの証明はないという。

 一方、湖南省疾病予防管理センターによると、同省でインフルエンザの症状を訴えて主要病院で受診した患者の数は、A型インフルエンザ、レンザ球菌肺炎、B型インフルエンザが上位。同省では、新型コロナの感染拡大は低いレベルにとどまっている。


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