「第135回中国輸出入商品交易会（2024年春季広州交易会）」の第1フェーズ（15～19日）では、境外バイヤーの来場者数が合計12万5000人に達した。212カ国・地域のバイヤーが会場を訪れている。うち「一帯一路」沿線諸国のバイヤーは8万5000人（境外バイヤー総数の68.3％）を占めている。中国対外貿易中心が19日に報告した内容として、中国政府系メディアが伝えた。

　第1フェーズには、1万社以上が出展している。うち業界トップクラスや優良中小企業の総数は、前回比で33％多い3000社超に達した。スマートライフ、工業自動化などに関するハイテク企業の数は24.4％増加したという。19日までのフェーズ1は、電子機器、情報製品、家電、照明器具、一般機械などが展示された。

　続く23～27日のフェーズ2は、陶磁器・日用陶磁器、ガラス製品、インテリア製品、キッチン用品・調理器具など、さらに5月1～5日のフェーズ3は、織物・編物、繊維・生地、カーペット、毛皮・皮・革・ダウン製品、衣料品、ペット用品、バス用品、トイレタリー用品などが展示される。

　中国輸出入商品交易会は1957年春に設立。世界最大のオフライン展示会として、毎年春と秋に広東省広州市で開催され、「中国の対外貿易バロメーター」、または「風向計」として認知されてきた。


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