【亜州ビジネス編集部】中国政府は現在、高齢者向けの医療と介護サービスを融合させた「医療・介護センター」の建設に力を入れている。現在、同サービスを提供する施設のベッド数は200万床に達した。経済日報が17日付で伝えた。

　医療・介護センターの建設方式には、◆病院と高齢者介護施設との提携、◆病院による介護サービス提供、◆介護施設による医療サービス提供、◆病院による医療サービスエリアの拡大――の4つの方式がある。現在、最も多いのは病院と介護施設との提携だ。また、介護施設による医療提供資格の取得も7800施設に上る。

　国家衛生健康委員会・老齢健康司は、医療と介護の融合は中国が高齢化社会に積極的に対応する重要な手段だと指摘。高齢者の介護ニーズに対応するための効果的な措置だと説明している。


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