ニュース 2018/06/29 15:29
中国:置き換えダイエット食品ブーム、摂取過剰で健康リスクも
経済・統計
中国で「代餐食品」と呼ばれる置き換えダイエット食品の売り上げが急増している。代餐食品とはドリンクやシェイク状にする粉末やシリアルバー、クッキーなどだ。これらを通常の食事の一部に置き換えて飲んだり食べたりすることで摂取カロリーを減らし、減量できるというもの。代餐食品は一般に「低カロリー」「食物繊維が豊富」「満腹感が十分」などと宣伝され、一部には「身体のバランスを整える」「血液中の脂肪を下げる」といった効果をうたっているものもある。健康志向が高まる中、中国で代餐食品の市場規模は200億人民元(約3330億円)に拡大し、将来的に1000億人民元に達する見込みだ。
一方、「代餐食品」ブームに対して、専門家は「偏った摂り方をすれば健康上のリスクが大きくなる」と警告する。中国では先ごろ、代餐食品ばかりを2カ月間食べ続けた19歳の少女が30キログラムの減量に成功したものの、その後、低カリウム血症で心停止になり、意識不明に陥っているとのニュースが伝えられた。この流れを受けて、代餐食品の偏った摂取によるリスクを意識し始めた人も少なくないという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
一方、「代餐食品」ブームに対して、専門家は「偏った摂り方をすれば健康上のリスクが大きくなる」と警告する。中国では先ごろ、代餐食品ばかりを2カ月間食べ続けた19歳の少女が30キログラムの減量に成功したものの、その後、低カリウム血症で心停止になり、意識不明に陥っているとのニュースが伝えられた。この流れを受けて、代餐食品の偏った摂取によるリスクを意識し始めた人も少なくないという。
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