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  ニュース     2026/02/10 10:36 NEW!!

中国:「人型ロボ格闘大会」開幕へ、優勝チームに1000万元 無料記事

【亜州ビジネス編集部】中国企業が「実戦型」の人型ロボット開発を加速する。深セン衆擎機器人科技(EngineAI)が組織化を提唱した「世界ヒューマノイドロボット自由格闘リーグ(URKL)」は9日、深セン市内で第1回大会について説明し、優勝チームに価値1000万人民元(約2億2600万円)の純金製チャンピオンベルトを授与すると発表した。世界の大学、企業、研究機関から参加チームを募る。中国新聞網などが伝えた。

 今後の初回開催を通じ、ヒューマノイドロボットの運動制御、バランスアルゴリズム、知覚と意思決定、動力システム、防護構造などの中核技術を共に鍛え上げることを目的とする。暴力化した改造を拒み、自主開発防具、アルゴリズム、エンジニアリングの最適化を奨励すると説明した。

 エントリーと予選を経て、16チームが本戦に進む。4グループに分かれてグループ内総当たりのポイント制リーグを戦い、最終的に優勝、準優勝、3位を決める。

 各チームは主戦機ロボット1台と予備機ロボット1台を準備する。主戦機に不可逆的な故障が発生した場合に限り、審判団の承認を経て、1回に限りロボットの交換を認める。試合進行中のバッテリー交換は禁止し、インターバルの休憩時間とタイムアウト中のみ交換可能だ。

 各試合はBO3の3本勝負(2本先取制)を採用する。1ラウンドの正味試合時間は5分で、終了時点でダウンがなければ、同一ポイントの場合は2分間延長し、先に得点するか、または有効な制圧を形成した側が勝者だ。

 試合中、ロボットが倒れた後に10秒以内に自律で立ち上がれればペナルティは科さない。立ち上がれない場合、1試合につき最大2回まで人力の再起動(復位)が認められる。復位が時間超過となる、または復位回数を使い切った後も立ち上がれない場合は、テクニカルノックダウンと判定。さらに各試合で各チームには自発的な戦術タイムアウトを2回、緊急故障の修理機会を1回ずつ与える。

 衆擎機器人は2025年12月2日、自社初のフルサイズ汎用型ヒューマノイドロボット「T800」を正式発表した。協働、サービス、走行、格闘など多様な用途に適応する。身長170㎝の成人サイズで、自重を75kgに最適化した。ヒューマノイド向けの高性能固体動力電池を搭載し、4~5時間の安定連続稼働を実現する。

 視覚・触覚・力覚など多種センサーを統合したマルチセンサー融合知覚システムを搭載し、複雑な環境変化をリアルタイムに把握する。41自由度関節を搭載し、アルミ合金外装を備え、価格は18万人民元(約406万円)から。総合的な運用コストは人件費の1/3にとどまるという。


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