ニュース 2024/06/05 15:12
中国:百日ぜき患者が急増、4月は前年比84倍
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】中国疾病予防管理センター(CCDC)によると、中国で今年に入り、百日ぜきの患者が急増している。4月は前年同月比84倍の9万人余りに達した。うち7人が死亡している。1~4月の患者数は9万人を超えた。財新網など複数メディアが伝えた。
1~3月の患者数は月次で1万~2万人で推移し、合計で6万人となっていた。4月に入り激増し、計9万1272人に達している。
国家疾病予防管理局と国家衛生健康委員会はこのほど、「百日ぜき予防管理プラン(2024年版)」を公布。百日ぜきを「中国急性呼吸道伝染病警戒定点監視」態勢の対象に組み入れた。同プランによれば、学生や教職員は百日ぜきと診断された場合、抗生物質投与後5日を経過するまで復帰が禁じられる。集団感染の場合は、現地の疾病対策部門が監視を行い、21日間、新たな患者が出なくなれば、集団感染の収束とみなされる。
百日ぜきは百日咳菌の感染で起きる急性呼吸道感染症。せきなどの症状が2~3カ月続くため百日ぜきと呼ばれる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
1~3月の患者数は月次で1万~2万人で推移し、合計で6万人となっていた。4月に入り激増し、計9万1272人に達している。
国家疾病予防管理局と国家衛生健康委員会はこのほど、「百日ぜき予防管理プラン(2024年版)」を公布。百日ぜきを「中国急性呼吸道伝染病警戒定点監視」態勢の対象に組み入れた。同プランによれば、学生や教職員は百日ぜきと診断された場合、抗生物質投与後5日を経過するまで復帰が禁じられる。集団感染の場合は、現地の疾病対策部門が監視を行い、21日間、新たな患者が出なくなれば、集団感染の収束とみなされる。
百日ぜきは百日咳菌の感染で起きる急性呼吸道感染症。せきなどの症状が2~3カ月続くため百日ぜきと呼ばれる。
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