【亜州ビジネス編集部】中国でペットを連れて旅行をしたいと考える人が増えている。都市の周辺部を中心に、ペットの犬や猫と一緒に宿泊できる施設も増加中だ。国内全体で6万5000カ所を超えるホテル・民泊がペット同伴を受け入れているという。中国新聞網が10日付で伝えた。
　旅行サイト中国大手、携程集団(トリップドットコム・グループ：9961/HK)の研究所によると、ペットと宿泊できるホテル・民泊の予約件数は年初から、前年同期比で約10％増加した。都市別では重慶市、広東省広州市、四川省成都市、上海市、北京市などで需要が拡大している。
　また、ペットと旅行するためにバスや旅客機を貸し切るツアーも出てきた。ただ、高速鉄道や路線バスでは動物を好まない人、アレルギーがある人が同乗する可能性もあることなどから、一般にペット同伴は認められていない。
　



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