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  ニュース     2024/06/27 10:01

中国:北京口岸経由の出入国旅客数、年初累計で800万人突破 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】夏季シーズンの到来と出入国政策の継続的な緩和に伴い、首都・北京市の口岸(検問所)を介した出入国旅客数が足元で急増している。年初から6月26日までの出入国旅客数は延べ800万人に達した。前年同期の2.9倍に膨らんでいる。中国政府系メディアが26日付で報じた。

 6月の1日当たり平均出入国旅客数は5万人。うち23日は6万2000人と6万人の大台に乗せた。今年の単日最多を更新し、新型コロナウイルス流行前の2019年と比較して85%の水準を回復している。

 800万人のうち、首都国際空港の口岸を経由した出入国者数は600万人を超過。前年同期比で160%増加している。また大興国際空港の口岸を経由した出入国者数は370%増の200万人強。わずか半年で23年の年間出入国者数に達した形だ。

 夏季シーズンを迎えて、大興国際空港の出入国旅客数は増加傾向を示している。足元の1日当たり平均出入国旅客数は1万2000人で推移。単日ベースの最多はすでに1万5000人を超えている状況だ。夏季特別運輸態勢(暑運)の開始に伴う国際線の拡充により、同空港の口岸を経由した1日当たり平均出入国旅客数は1万5000人、単日最多で1万8000人を突破すると予想されている。


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