ニュース 2025/04/17 14:01
中国人の留学先に変化、「一帯一路」沿線国や非英語圏が人気 
労働
【亜州ビジネス編集部】中国人の留学先が変化し、従来の「英米豪中心」から「一帯一路」沿線国を含む世界各地へと広がっている。学費や生活費の高騰が目立つ欧米などを避け、学費が安く、文化的にも落ち着いた国で勉強したいと考える人が増えているという。羊城晩報が16日付で伝えた。
中国(教育部)留学サービスセンターはこのほど、北京や上海など4都市で第30回「中国国際教育巡回展」を開催。参加した海外の大学の中には、英米豪など従来の留学先だけでなく、エクアドルやカザフスタン、キルギス、ハンガリー、ポーランド、ベトナムなどの大学も見られた。
専門家によると、こうした傾向は「一帯一路」経済圏の拡大に関係している。「一帯一路」沿線国は生活費が相対的に安いのが特徴だ。カザフスタンの国立大学に留学したある社会人留学生は「学費は欧州の3分の1」と語る。「語学等に関する厳しい要件もなく、休暇気分で学位が取れていい」と話す。
「一帯一路」沿線国以外では、ドイツ、日本、シンガポールなど非英語圏の大学も人気だ。世界大学ランキングの上位に入る学校が多く、文化的にも落ち着いており、将来的には移民の道もあるなどの利点が注目されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国(教育部)留学サービスセンターはこのほど、北京や上海など4都市で第30回「中国国際教育巡回展」を開催。参加した海外の大学の中には、英米豪など従来の留学先だけでなく、エクアドルやカザフスタン、キルギス、ハンガリー、ポーランド、ベトナムなどの大学も見られた。
専門家によると、こうした傾向は「一帯一路」経済圏の拡大に関係している。「一帯一路」沿線国は生活費が相対的に安いのが特徴だ。カザフスタンの国立大学に留学したある社会人留学生は「学費は欧州の3分の1」と語る。「語学等に関する厳しい要件もなく、休暇気分で学位が取れていい」と話す。
「一帯一路」沿線国以外では、ドイツ、日本、シンガポールなど非英語圏の大学も人気だ。世界大学ランキングの上位に入る学校が多く、文化的にも落ち着いており、将来的には移民の道もあるなどの利点が注目されている。
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