【亜州ビジネス編集部】中国公安部の最新統計によれば、2024年6月末時点の全国機動車（原動機付車両、二輪車も含む）保有台数は4億4000万台に膨らんだ。うち自動車は3億4500万台で全体の78.4％を占めている。全国の機動車ドライバー数は6月末時点で5億3200万人に上った。うち自動車ドライバーは4億9600万人で、いずれも世界トップに立っている。中国政府系メディアが8日付で報じた。

　24年上半期（1～6月）に新規登録された機動車は1680万台。うち自動車が前年比5.7％増の1242万台となっている。

　全国96都市で自動車保有台数が100万台を超えた。前年同期比で8都市増えている。うち43都市で200万台、26都市で300万台をそれぞれ上回った。うち成都、北京、重慶で自動車保有台数が600万台を超えたほか、上海、蘇州、鄭州で500万台を上回った。

　24年6月末時点の新エネルギー自動車（NEV）保有台数は、2472万台に拡大している。自動車保有全体の7.18％を占める規模だ。うち純電気自動車（BEV）が1813万4000台で全体の73.35％に相当する。24年上半期に新規登録されたNEVは439万7000台となり、新規登録台数全体の41.42％を占めた。前年同期比39.41％増加し、過去最多を更新している。

　全国の公安交通管理部門は24年上半期に合計1752万件の機動車譲渡登記業務を処理した。このうち、自動車譲渡登記が53.79％増の1626万件だった。


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