【亜州ビジネス編集部】中国国営放送の中央電視台（CCTV）はこのほど、2025年春節の前夜（旧暦大みそか）に放送する年越し番組「春節聯歓晩会（春晩）」の独占インタラクティブ・パートナーに阿里巴巴集団HD（アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK）を選出した。アリババが同パートナーに選ばれるのは2018年以来、7年ぶりとなる。香港経済日報など複数メディアが4日伝えた。

　番組中にアプリを使ってギフトやお年玉を配るスポンサー枠を「独占インタラクティブ・パートナー」と呼ぶ。アリババや傘下の支付宝（アリペイ）、淘宝（タオバオ）は16～18年にかけて3年連続で同パートナーに選ばれていた。その後は京東集団（JDドットコム：9618/HK）、北京字節跳動科技（バイトダンス）傘下の抖音（ドウイン）、百度（バイドゥ：9888/HK）、快手科技（クアイショウ・テクノロジー：1024/HK）などがパートナーとなっており、アリババは長らくこの座から離れていた。

　なお、2025年の春晩は1月28日に放映される。


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