【亜州ビジネス編集部】今年上半期の乗用車製品リコールは全国407万7203台（合計66件）に拡大した。前年同期比で64.77％増えている。国籍別ブランドでは、米系が176万4253台（リコール台数全体の43.27％）、日系が118万3164台（29.02％）、ドイツ系が84万3602台（20.69％）、中国系が26万5506台（6.51％）などを占めた。プログラムの不備を遠隔操作で補うOTA（オーバー・ジ・エア）機能を使用し、テスラは1社だけで163万2179台をリコールしている。国家市場監督管理総局の欠陥産品管理センターがこのほど報告した。

　うち6月の乗用車製品リコールは、全国で13万3989台にまで減少している。前月比で45.50％減少し、月次の今年最低を更新した。2024年は1月に255万965台まで拡大したものの、2～3月は40万～50万台、4～5月は20万～30万台に減少しつつある。


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