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  ニュース     2024/11/01 13:55

中国:深センが物流機能を強化、国家ハブ都市建設を推進 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】広東省深セン市がグローバル物流センターの建設を加速させている。同センターは深セン市が推進する「港湾型、空港型、商業サービス型、製造サービス型を統合した国家物流ハブ都市の建設計画」の中核に位置するもので、2025年までに域内における物流業の付加価値を4000億人民元(約8兆5640億円)超に拡大することを目指している。経済日報が10月26日付けで伝えた。

 データによると、深セン市の物流業は23年の付加価値が前年比6%増の3522億人民元に拡大。市の総生産額の10.18%を占める規模だ。今年1~7月にかけて、物流業の平均景気指数は51.80%と前年同期比で8.29ポイント上昇した。同期間の付加価値は7.9%増の1663億人民元に積み上がった。

 国際物流分野では、深セン港のコンテナ取扱量が1~9月に前年同期比14.13%増の2327.76万TEUに膨らんだ。また深セン宝安国際空港の貨物・郵便取扱量が1~8月に16.8%増の117.9万トンに拡大している。なかでも同空港の航空貨物業務はこの3年間で、「量」と「質」の両面で成長を遂げ、世界のトップ20にランクインしている。

 宝安国際空港この先、「国家物流ハブ都市の建設計画」の中核的役割を担うため、総額50億人民元超を投入し、8つの物流施設プロジェクトの建設に着手している。


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