ニュース 2024/07/11 16:13
蔚来と小鵬、スマートドライブSoCをテープアウト
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】電気自動車(EV)メーカーの蔚来汽車(NIO:9866/HK)と小鵬汽車(エックスポン:9868/HK)が、自社開発によるスマートドライブSoC(システム・オン・チップ)を相次いでテープアウト(設計完了)した。36Krが9日報じた。
蔚来の製品は「神キNX9031(キは王へんに幾)」。回路線幅5ナノメートル(nm)で、500億個以上のトランジスタを使用。32コアのCPU(中央演算処理装置)、高ダイナミックレンジの高性能ISP、自社開発の推論アクセラレーションNPU(ニューラル・プロセシング・ユニット)を統合しており、各種人工知能(AI)アルゴリズムを柔軟かつ効率的に実行する。2025年第1四半期より同社のフラッグシップセダン「ET9」への搭載が予定されている。
小鵬も自社開発SoCをテープアウトし、8月にはハードプラットフォーム上での検証やテストが終了する見通しだ。
理想汽車(リ・オート:2015/HK)も年内にコードネーム「シューマッハ」の同製品のテープアウトを予定している。同社は昨年より半導体人材の採用を強化しており、現在スマートドライブSoCの開発チームの人員は約200人に上る。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
蔚来の製品は「神キNX9031(キは王へんに幾)」。回路線幅5ナノメートル(nm)で、500億個以上のトランジスタを使用。32コアのCPU(中央演算処理装置)、高ダイナミックレンジの高性能ISP、自社開発の推論アクセラレーションNPU(ニューラル・プロセシング・ユニット)を統合しており、各種人工知能(AI)アルゴリズムを柔軟かつ効率的に実行する。2025年第1四半期より同社のフラッグシップセダン「ET9」への搭載が予定されている。
小鵬も自社開発SoCをテープアウトし、8月にはハードプラットフォーム上での検証やテストが終了する見通しだ。
理想汽車(リ・オート:2015/HK)も年内にコードネーム「シューマッハ」の同製品のテープアウトを予定している。同社は昨年より半導体人材の採用を強化しており、現在スマートドライブSoCの開発チームの人員は約200人に上る。
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