【亜州ビジネス編集部】4～7日の日程で開催される「2024年世界人工知能大会（WAIC2024）」には、人工知能（AI）技術を応用した大規模言語モデルや演算能力、高性能ロボット、自動運転に関する成果が多数展示される。世界の人工知能（AI）企業・専門家を動員し、上海市で6回連続で開かれる。中国新聞網などが伝えた。

　世博中心と世博展覧館を会場に選び、会議・フォーラム、コンペティション、展示、スマート体験などの部門を設ける。展示面積は5万2000平方メートル超、出展企業は500社超と過去最多を更新した。AI業界をリードする1000人以上が参加する。

　会場では、中国初のオープンソースソフトウエア（OSS）ヒューマノイド公共ロボット「青龍」が公開される。人形ロボット創新センターが開発し、フルサイズの汎用品として普及させる考えだ。その中核技術は近くオープンソース化する予定という。

　上海峰飛航空科技有限公司は有人eVTOL（電動垂直離着陸）製品を持ち込む。自社開発の空飛ぶタクシー「盛世竜（V2000EM）」を用意し、世博園B片区AI賽道東区で乗客空運の体験イベントなどを実施する予定だ。


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