【亜州ビジネス編集部】中国青年報社・社会調査センターはこのほど、他人を呼ぶ際の「呼称」に関する最新トレンドを調査した。職業・立場を示す呼称を好む人が約4割を占める結果となっている。中国青年報が24日付で伝えた。

　1336名を対象に行った今回の調査によると、44.3％の回答者が「師傅」「老板」「同学」など職業・立場を示す呼称を好むことが分かった。ほか43.3％が「小哥哥」「小姐姐」など、自分より年下であることを示す「小」を付けた呼称を使っている。

　ある「70後」（1970年代生まれ）の回答者は、「仕事上では役職名で呼ぶことで敬意を示している」と語った。一方で「私生活では若く呼ばれるとうれしい」とも話している。

　上記以外の呼称では、年齢に基づく親族的な呼称（哥／姐、叔叔／阿姨など）やフォーマルな呼称（先生／女士）、カジュアルな呼称（シュアイ哥／美女）を使うという回答があった。

　専門家によると、適切な呼称は「心の知能指数」（EQ）の高さを示すほか、「教養を映す鏡」だという。


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