【亜州ビジネス編集部】中国の国家統計局は15日、2025年1～6月の国民1人当たり可処分所得について、前年同期比5.3％増の平均2万1840人民元（約45万円）だったと発表した。物価変動要因を除いた実質ベースでは5.4％増。同期の実質GDP成長率（5.3％）を上回る伸びとなった。

　うち都市部住民の可処分所得は平均2万8844人民元。実質ベースで4.7％増加した。また、農村部住民の可処分所得は1万1936人民元。同6.2％増加している。

　一方、国民1人当たりの消費支出は1～6月に前年同期比5.2％増の1万4309人民元。物価変動要因を除いた実質ベースでは5.3％増となっている。うち都市部住民の消費支出は実質4.6％増の平均1万7545人民元、農村部住民は実質6.1％増の9733人民元だった。


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