ニュース 2025/11/27 14:01 NEW!!
中国:値崩れの2025年産「飛天茅台」、ばら売り1本1600元未満に 
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】高アルコール飲料の需要減退や消費の低迷が響き、高級白酒(中国の蒸留酒)の値下がりが続いている。酒類価格情報プラットフォーム「今日酒価」の報告内容として、21世紀経済報道が伝えた。
11月27日の2025年産「飛天茅台」(アルコール度数53度、500ミリリットル)バラ売り参考価格は、前日比10人民元安の1590人民元(約3万5060円)に0.6%低下している。節目の1600人民元を初めて割り込んだ。化粧箱入りの飛天茅台も、10人民元安の1600人民元に値下がり。発売当初の2220人民元、2255人民元と比較し、下落率は20%をそろって超えている。
白酒需要の低迷は、消費の低調に加えて、「禁酒令」の実施が背景にあるとされる。中国政府は25年5月、公務接待での酒類提供禁止などを盛り込んだ、いわゆる「禁酒令」を発表した。
業界団体の中国酒業協会によると、今年上半期の一定事業規模を超える白酒メーカー総数は、前年同期比で約100社少ない全国887社に落ち込んでいる。白酒の上半期生産量は、5.8%減の191万5900kl。白酒販売総収入は0.19%増の3304億2000万人民元とプラス成長を確保したものの、利益総額は10.93%減の876億8700万人民元に低迷したという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
11月27日の2025年産「飛天茅台」(アルコール度数53度、500ミリリットル)バラ売り参考価格は、前日比10人民元安の1590人民元(約3万5060円)に0.6%低下している。節目の1600人民元を初めて割り込んだ。化粧箱入りの飛天茅台も、10人民元安の1600人民元に値下がり。発売当初の2220人民元、2255人民元と比較し、下落率は20%をそろって超えている。
白酒需要の低迷は、消費の低調に加えて、「禁酒令」の実施が背景にあるとされる。中国政府は25年5月、公務接待での酒類提供禁止などを盛り込んだ、いわゆる「禁酒令」を発表した。
業界団体の中国酒業協会によると、今年上半期の一定事業規模を超える白酒メーカー総数は、前年同期比で約100社少ない全国887社に落ち込んでいる。白酒の上半期生産量は、5.8%減の191万5900kl。白酒販売総収入は0.19%増の3304億2000万人民元とプラス成長を確保したものの、利益総額は10.93%減の876億8700万人民元に低迷したという。
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