ニュース 2025/06/04 13:18
中国:江蘇動物園の脱走カピバラ「豆包」、2カ月後に自主帰還 
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】江蘇省の動物園から脱走していたカピバラが2カ月ぶりに無事帰還した。揚州市の茱萸湾動物園で6月3日未明、おびき寄せ罠に自ら入った「豆包(ドウバオ)」が捕獲されている。ちょうど2カ月放浪したにもかかわらず、やせ細るどころか体重は500グラム以上増え、毛並みも艶やかさを保っていた。一緒の檻で飼育されていたカピバラ3頭家族の「霸総(パゾン)」、「タタ」と再開し、寄り添って日光浴を楽しむ姿がみられている。中国政府系メディアが伝えた。
茱萸湾動物園は以前、4月3日未明に「豆包」を含む3頭が集団脱走したと告知し、懸賞も掲示。うち2頭はまもなく捕獲されたものの、最後の残り1頭「豆包」が行方不明となっていた。
同園はその後、報奨を引き上げ、入園券1枚に加えて米1袋と鶏卵1箱を進呈すると告知し、雲隠れしたカピバラの情報提供を呼びかけていた。糞の痕跡が周辺村で見つかるなか、近くにいると推定されていたが、最終的には自力で戻ったこととなる。ネットユーザーの間からは、「動物園の懸賞が節約された。園長からのギフトも渡せなくなった」などとする声も聞かれた。
南米原産のカピバラは、齧歯目(ネズミの仲間)で世界最大種。「日常水に浸かり、他の動物に踏まれても動じない『癒し系動物』」として、中国ネットユーザーの間で近年人気だ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
茱萸湾動物園は以前、4月3日未明に「豆包」を含む3頭が集団脱走したと告知し、懸賞も掲示。うち2頭はまもなく捕獲されたものの、最後の残り1頭「豆包」が行方不明となっていた。
同園はその後、報奨を引き上げ、入園券1枚に加えて米1袋と鶏卵1箱を進呈すると告知し、雲隠れしたカピバラの情報提供を呼びかけていた。糞の痕跡が周辺村で見つかるなか、近くにいると推定されていたが、最終的には自力で戻ったこととなる。ネットユーザーの間からは、「動物園の懸賞が節約された。園長からのギフトも渡せなくなった」などとする声も聞かれた。
南米原産のカピバラは、齧歯目(ネズミの仲間)で世界最大種。「日常水に浸かり、他の動物に踏まれても動じない『癒し系動物』」として、中国ネットユーザーの間で近年人気だ。
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