ニュース 2025/08/13 12:11 NEW!!
中国:12日閉幕の「世界ロボ大会」、5日間で1.9万台販売 
経済・統計 産業・企業
【亜州ビジネス編集部】12日に閉幕を迎えた「2025世界ロボット大会」では、ロボットとその関連製品1万9000台が販売された。5日間の日程で開催し、著名企業220社が合計1569件の製品を展示している。主催者の中国電子学会(CIE)が報告した内容として、中国新聞網が伝えた。
人型ロボットは従来の演出型(パフォーマンス型)から応用型へと移行しつつある。技能を披露する段階に進化してきた。一体型関節や触覚センサーなど中核部品の国産化が実現し、中国のロボット産業は産業チェーン全体で競争力を向上させつつあるという。大会期間中の資金調達額は、各社の合計で14億8000万人民元(約305億円)に達した。
北京経済技術開発区(北京亦荘)内の会場では、ショッピングや飲食、文化、チェックイン(来場証明的な撮影スポット)を一体化した初の「E-Townロボット消費フェスティバル」を開催し、「ロボットワールド」や「ロボット4S店」を設けている。ロボットとその関連製品が前述の通り1万9000台販売され、これらの売上高は2億人民元(約41億2000万円)を超えた。ロボット産業はかつてない発展の好機を迎え、多様な生活場面に各種のロボットがより早く浸透する見込みだという。
これに続いて北京市内の国家体育場と国家速滑館では、北京市政府や中央広播電視総台が共催する「世界人型ロボットスポーツ大会」が14~17日(競技は15~17日)に開催される。競技は主力競技と周辺競技に分かれ、主力競技は陸上、サッカー、ダンス、物料搬送、医薬仕分けなど技能系。周辺競技はバドミントン、卓球、バスケットボールなど、観客参加型で娯楽性を重視する。
中国は12年連続で世界最大の産業用ロボット市場。2024年の国内生産台数は産業用が55万6000台、サービスロボットが1051万9000台(前年比↑34.3%)に達した。24年のロボット特許出願は世界の約3分の2を占めている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
人型ロボットは従来の演出型(パフォーマンス型)から応用型へと移行しつつある。技能を披露する段階に進化してきた。一体型関節や触覚センサーなど中核部品の国産化が実現し、中国のロボット産業は産業チェーン全体で競争力を向上させつつあるという。大会期間中の資金調達額は、各社の合計で14億8000万人民元(約305億円)に達した。
北京経済技術開発区(北京亦荘)内の会場では、ショッピングや飲食、文化、チェックイン(来場証明的な撮影スポット)を一体化した初の「E-Townロボット消費フェスティバル」を開催し、「ロボットワールド」や「ロボット4S店」を設けている。ロボットとその関連製品が前述の通り1万9000台販売され、これらの売上高は2億人民元(約41億2000万円)を超えた。ロボット産業はかつてない発展の好機を迎え、多様な生活場面に各種のロボットがより早く浸透する見込みだという。
これに続いて北京市内の国家体育場と国家速滑館では、北京市政府や中央広播電視総台が共催する「世界人型ロボットスポーツ大会」が14~17日(競技は15~17日)に開催される。競技は主力競技と周辺競技に分かれ、主力競技は陸上、サッカー、ダンス、物料搬送、医薬仕分けなど技能系。周辺競技はバドミントン、卓球、バスケットボールなど、観客参加型で娯楽性を重視する。
中国は12年連続で世界最大の産業用ロボット市場。2024年の国内生産台数は産業用が55万6000台、サービスロボットが1051万9000台(前年比↑34.3%)に達した。24年のロボット特許出願は世界の約3分の2を占めている。
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