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  ニュース     2026/02/09 13:19

中国:1月の乗用車値下げモデル数が増加、下げ率も14.9%に拡大 無料記事

【亜州ビジネス編集部】2026年1月の中国乗用車市場では、メーカーによる値下げペースが再び加速した。同月の値下げモデル数は17モデルとなり、前年同月の8モデルに比べて9モデル増加。また、値下げ率は新車の乗用車全体で平均14.9%と、前年通年の10.5%から拡大した。中国の自動車業界団体、全国乗用車市場信息聯席会(乗聯会)の崔東樹・秘書長が8日付で報告した。

 1月の値下げモデル数は、ガソリン車が10モデル(前年同月比↑5モデル)、純電気自動車(BEV)が6モデル(↑3モデル)、レンジエクステンダーEVが1モデル(↑1モデル)となった。ハイブリッド車(HV)とプラグインハイブリッド車(PHV)の値下げはゼロだった。

 また、1月の値下げ率は前述のように平均14.9%だった。値下げ対象モデルの平均価格は24万8000人民元(約560万円)となっている。うちガソリン車の平均値下げ率は15.0%、新エネルギー自動車(NEV)は同14.8%で、ガソリン車がNEVをやや上回った。なお、過去の平均値下げ率の推移を見ると、20年と21年がともに8.0%、22年が15.2%、23年が10.6%、24年が9.8%だった。

 崔秘書長によると、NEVを対象とした購置税(車両取得税)の優遇縮小を受け、1月は値下げに踏み切る車種が増加し、これまで割高だったメーカー希望小売価格が適正水準に回帰している。また、1月の値下げ対象車種は多様だが、特に高級車で価格体系の見直しが進んでいる状況だ。これは、高級車市場が現在、価格体系の再構築という調整局面を迎えていることを意味するという。


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