ニュース 2025/11/06 15:33
中国:新型蓄電の設備容量、9月末に合計1億kW突破 
経済・統計 新エネルギー・環境
【亜州ビジネス編集部】新型蓄電システムの中国総容量は、今年9月末時点で合計1億kWの大台を超えた。送電最大手である国家電網有限公司(STATE GRID)の管轄エリア(東北、華東、華中、西北、華北の26省・自治区・直轄市)では、このうち6400万kWを設置。大部分でリチウムイオン電池を採用し、その他の蓄電技術も急ピッチに発達している。国家能源局が5日に報告した。
単一サイトの規模は、10万kW以上、蓄電時間2~4時間が多数を占める。うち10万kW以上の構成比は3分の2を上回った。蓄電時間別では2時間が全体の76.4%、4時間が16.7%を占めている。平均は2.34時間だ。
中国の新型蓄電設備規模は、24年末時点で全世界の40%超を占める7376万kW/1億6820万kWhに増強されている。24年末の稼働開始済み新型蓄電プロジェクト累計設備容量は、20年末比で約20倍、23年末比で130%超増に達した。
技術別では、リチウム電池蓄電が依然として主導的地位を占め、運用中装置全体の96.4%を占めている。圧縮空気蓄電とレドックスフロー蓄電がそれぞれ1.0%でリチウム以外の主要技術だ。重力蓄電、液体空気蓄電、圧縮二酸化炭素蓄電などの革新系統も応用が加速するなど、全体として多様化発展の態勢を呈している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
単一サイトの規模は、10万kW以上、蓄電時間2~4時間が多数を占める。うち10万kW以上の構成比は3分の2を上回った。蓄電時間別では2時間が全体の76.4%、4時間が16.7%を占めている。平均は2.34時間だ。
中国の新型蓄電設備規模は、24年末時点で全世界の40%超を占める7376万kW/1億6820万kWhに増強されている。24年末の稼働開始済み新型蓄電プロジェクト累計設備容量は、20年末比で約20倍、23年末比で130%超増に達した。
技術別では、リチウム電池蓄電が依然として主導的地位を占め、運用中装置全体の96.4%を占めている。圧縮空気蓄電とレドックスフロー蓄電がそれぞれ1.0%でリチウム以外の主要技術だ。重力蓄電、液体空気蓄電、圧縮二酸化炭素蓄電などの革新系統も応用が加速するなど、全体として多様化発展の態勢を呈している。
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