全国に設置された電気自動車（EV)向け公共充電器は、今年8月末時点で合計45万6000基に上っている。内訳は交流が26万5000基、直流が19万基、交直流一体型が549台。会員各社による統計として、業界団体の中国電動充電基礎施設促進連盟が11日に報告した。　
　8月末の公共EV充電器数は、前月末比で9000台増えている。2018年9月から19年8月にかけた1年間では、月平均1万5000台のペースで増加してきた。前年同期比で63.5％の増加を記録したという。
　主な設置エリアは、江蘇省、北京市、広東省、上海市、山東省、浙江省、安徽省、河北省、湖北省、天津市など。これらで全国の74.7％を占めた。
　公共EV充電器による電力供給量は、広東省、江蘇省、陝西省、四川省、福建省、湖北省、山東省、浙江省、北京市、上海市、湖南省、河南省、山西省、安徽省、江西省の順に多い。主にバス、乗用車に供給された。ゴミ収取車、物流車、タクシー向けは比較的に少ない。
　公共EV充電器による8月の供給電力は、全国の合計4億9100万キロワット時に上る。7月と比較し、4800万キロワット時（↑11％）拡大した。


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