ニュース 2019/07/11 08:53
中国:今年初の住宅ローン金利上昇、6月は1戸目購入5.423%
経済・統計
中国の住宅ローン金利が今年初めて上昇に転じた。全国の都市を対象とした今年6月の平均金利は、1戸目購入時で5.423%、2戸目(以上)購入時で5.75%で推移。5月と比較し、1戸目購入時で0.007ポイント、2戸目(以上)購入時で0.01ポイントずつ上昇している。金融情報統計の融360大数据研究院(rong360.com)が9日に報告した。
1戸目購入時の住宅ローン金利は、2018年12月から今年5月にかけて6カ月連続で低下。2戸目購入時の住宅ローン金利については、5月までに7カ月連続で下落。18年初め以来の低水準となっていた。
当局によるローン金利引き下げ停止要請を受けたものとみられる。中国メディアによれば、6月に入り中央銀行の中国人民銀行は、住宅ローン金利をこれ以上引き下げないよう、各市中銀行に「窓口指導」したもようだ。住宅の値上がりペース加速を重視し、市況の沈静化を図る狙いとされる。一部の銀行は、金利の引き上げに動いた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
1戸目購入時の住宅ローン金利は、2018年12月から今年5月にかけて6カ月連続で低下。2戸目購入時の住宅ローン金利については、5月までに7カ月連続で下落。18年初め以来の低水準となっていた。
当局によるローン金利引き下げ停止要請を受けたものとみられる。中国メディアによれば、6月に入り中央銀行の中国人民銀行は、住宅ローン金利をこれ以上引き下げないよう、各市中銀行に「窓口指導」したもようだ。住宅の値上がりペース加速を重視し、市況の沈静化を図る狙いとされる。一部の銀行は、金利の引き上げに動いた。
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