IT関連製品の製造・流通・販売、IT関連サービスを提供するSB C&Sは24日、意鋭科技有限公司（Inspiry Technology Limited：北京市）との間で、二次元コードリーダー「SmartBox（スマートボックス）」の国内販売総代理店契約を締結し、国内独占販売を開始したと報告した。
　「SmartBox」の導入により、決済にかかる時間が大幅に短縮され、よりスピーディーな決済が可能となる。従来はユーザーがスマートフォンを使って店舗側の二次元コードを読み込んで決済する方法が主流だったが、「SmartBox」があれば、ユーザー側の二次元コードを読み込むことで決済が可能。双方の負担が大幅に削減され、従来の方法と比較すると約12秒も短縮することができる。また、決済以外にもイベントチケットやクーポンなど、あらゆる二次元コードの読み込みに使用することが可能となっている。
　2002年設立の意鋭科技は、長年にわたり二次元コード・関連技術研究とビジネス革新に注力してきた。2008年には世界に先立って携帯電話の二次元コード技術の研究を深化させ、二次元コードのセルフスキャン決済デバイスである「スマートボックス」を開発した。現在、同製品は二次元コードのセルフスキャン決済デバイスの分野で世界22カ国に提供されている。


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