充電池・自動車メーカーの比亜迪（BYD：1211/HK）は6日引け後、今年2月の営業データを発表し、新車販売台数が前年同月比79.5％減の5501台に縮小したと報告した。マイナス成長は8カ月連続。うちガソリン車は78.2％減の2698台、新エネルギー車は80.6％減の2803台に落ち込んだ。
　新エネ車の内訳は、乗用車が80.4％減の2739台、バスなどの商用車が84.9％減の64台。うち乗用車では、電気自動車（EV）が68.2％減の2533台、プラグインハイブリッド車（PHV）が96.6％減の206台に落ち込んだ。
　1〜2月の累計では、全体の販売台数が56.6％減の3万674台。うちガソリン車が25.0％減の2万738台、新エネ車が77.0％減の9936台で推移している。
　二次電池メーカーとして発足した後、BYDは携帯端末の組立、自動車の生産に参入。小型ガソリン車のほか、PHVやEVを生産・開発する。09年5月にフォルクスワーゲン（VW）、10年3月にダイムラーと業務提携。ダイムラーとは、EV研究開発の折半出資会社を設立した。米著名投資家バフェット氏が戦略投資家に。09年に同氏の投資会社バークシャー・ハサウェイの子会社が出資し、株式9％を保有している。


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