中国海関総署（税関）は8日、2019年10月の輸出入総額（人民元ベース）が前年同月比0.5％減の概算2兆7071億人民元（約42兆3661億円）に縮小したと報告した。内訳は輸出が2.1％増の1兆5041億人民元（市場予想1.4％減）、輸入が3.5％減の1兆2029億人民元（同5.4％減）。単月の貿易黒字は3012億8000万人民元だった（予想は2833億人民元、前月実績は2751億5000万人民元）。

　1〜10月の輸出入総額は、前年同期比2.4％増の25兆6272億人民元。うち輸出が4.9％増の13兆9840億人民元、輸入が0.4％減の11兆6432億人民元で推移している。貿易黒字は2兆3408億人民元に積み上がった。

　なお、18年通年の輸出入総額は、前年比9.7％増の30兆5050億人民元だった。輸出は7.1％増の16兆4176億人民元、輸入は12.9％増の14兆873億人民元で、貿易黒字は2兆3303億人民元。


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