【亜州ビジネス編集部】世界全体の新エネルギー自動車（乗用NEV）販売台数に占める中国のシェアは、4〜6月にかけた今年第2四半期に49％まで盛り返した。3カ月の世界NEV販売は44万1600台を数える。うち中国で21万7300台が売られたという。乗用車市場信息聯席会の崔東樹・秘書長（事務局長）が19日に報告した。
　世界全体の乗用NEV販売は、2017年が117万400台、18年が189万3500台、19年が212万3000台、20年は第1四半期が45万2400台に伸びつつある。一方、中国のNEV販売は、17年が57万6200台（世界NEV販売の49％）、18年が104万1200台（55％）、19年が109万200台（51％）、20年第1四半期が11万4600台（25％）で推移した。
　中国の乗用NEV販売は、新型コロナウイルスの感染が流行した今年第1四半期に低迷し、世界シェアを大きく落としたものの、第2四半期に回復傾向がみられている。なかでも4月に関しては、NEV販売シェアが世界全体の57％にまで拡大したと強調した。


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