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  ニュース     2020/01/17 18:59

中国:都市部の固定資産投資は19年に↑5.4%、市場予想やや上回る 無料記事

 中国国家統計局の最新統計(17日発表)によれば、2019年の都市部・固定資産投資が前年比5.4%増の55兆1478億人民元(約884兆192億円)に上った。伸び率は市場予想と1〜11月実績(ともに5.2%)をやや上回っている。

 業種別では、第1次産業が0.6%増の1兆2633億人民元(1〜11月は0.1%減)、第2次産業が3.2%増の16兆3070億人民元(増加率は同比0.8ポイント拡大)、第3次産業が6.5%増の37兆5775億人民元(同比0.2ポイント縮小)に上った。

 第2次産業のうち、工業投資は4.3%増加。伸び率は1〜11月を0.6ポイント上回った。うち採鉱業が24.1%、製造業が3.1%、電力・熱力・ガス・水供給業が4.5%ずつ増加した。

 第3次産業のうち、基礎インフラ投資(電力・熱力・ガス・水供給業は含まず)は3.8%増加した(1〜11月比で0.2ポイント減速)。うち道路運輸が9.0%、水利管理が1.4%、公共施設管理が0.3%ずつ増加した。一方、鉄道運輸が1.6%減少している。

 地域別の増加率は、東部が4.1%(1〜11月比で横ばい)、中部が9.5%(同0.2ポイント加速)、西部が5.6%(同0.7ポイント加速)という水準。一方、東北は3.0%減少している(減少率は0.7ポイント縮小)。

 企業別の増減率は、内資企業(国内企業)が5.5%増(同0.1ポイント加速)、香港・台湾・マカオ企業が7.5%増(同5.0ポイント加速)、外資系企業が0.7%減(減少率は0.1ポイント拡大)となっている。


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