中国科学技術部の徐南平副部長は21日の記者会見で、新型コロナウイルス感染の予防に有効なワクチンについて、早ければ4月下旬にも臨床試験申請が行われるとの見通しを示した。現在は前臨床研究の段階にあると説明。ワクチン設計を終え、動物を使った免疫効果の検証を進めていることを明らかにした。複数メディアが伝えた。

　これまでの報道によると、中国疾病予防管理センター（CCDC）、同済大学医学院、斯微（上海）生物科技有限公司が協力し、新型コロナウイルスのワクチン開発に着手している。2月9日には、マウスを使ったワクチンのサンプル実験が行われた――との情報が伝わっている。


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