テレビ生産大手の創維集団（スカイワース・グループ：751/HK）は1月30日引け後、深セン上場子会社でAV機器メーカーの創維数字（スカイワース・デジタル：000810/SZ）について、2019年12月期（本決算）に大幅増益となる見通しを明らかにした。純利益は前年比65.8〜111.1％増の5億5000万〜7億人民元（約86億〜109億円）を見込む。製品構成の改善により、粗利益率が改善した。

　創維数字はスマートスピーカー、スマートプロジェクター、ゲーム機などの製造を手がける。1998年に深セン市場に上場した。

　創維集団はテレビ販売でシェア約15％と国内トップクラス（18年）。国内出荷が大半だが、海外メーカーのOEM・ODM生産も受託する。エリア別の売上高は中国74％、海外26％という構成だ（18年4〜12月）。事業買収。15年6月、独家電メーカーのメッツ・ヴェルケからテレビ事業を買収。16年5月には、インドネシアの東芝テレビ工場を買い取った。


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