2019年の中国空運業はプラス成長を確保した。全国の空港は19年末時点で合計238カ所。うち定期路線のある空港は237カ所を数えた。定期路線が就航する都市は234カ所。19年は北京大興国際空港、巴中恩陽空港、重慶巫山空港、甘孜格薩爾空港で定期航空路が開通している。中国民航局が9日に報告した。
　全国の空運旅客数は、18年比で6.9％増の延べ13億5162万9000人。国内線が6.5％増の12億1227万3000人、国際線が10.4％増の1億3935万5000人に達した。
　郵便・貨物の空運量は2.1％増の1710万トンに上る。国内線で3.3％増の1064万3000トン、国際線で0.4％増の645万7000トンを運んだ。
　航空機の離着陸数は5.2％増の1166万回。国内線が5.0％増の1066万4000回、国際線が6.8％増の99万6000万を数えた。
　空運旅客数が1000万人を超えた空港は39カ所（前年比↑2カ所）。これら39カ所は中国空運旅客数の83.3％を処理した。北京首都空港は1億人を超えている。北京、上海、広州の三大都市空港を合わせた　空運旅客数は、中国全体の22.4％を占めた。
　空運郵便・貨物が1000トンを上回った空港は59カ所（前年比↑6カ所）。これら39カ所は中国全体の98.4％を処理した。


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