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  ニュース     2020/04/16 19:04

中国:70都市の3月新築住宅相場、値上がり21→38都市に増加 無料記事

 中国の主要70都市のうち、2020年3月に前月比で新築住宅価格(中低所得層向けの「保障性住宅」を含む)が上昇した都市は38都市となり、前月の21都市から17都市増加した。下落は23→22都市、横ばいは26→10都市に減少している。国家統計局が16日に報告した。
 新型コロナウイルス流行を受けて各地で交通規制や移動制限が実施される中、2月は住宅販売が低迷。新築住宅価格が上昇した都市数は2月に21都市となり、前月の47都市から急減していた。ただ3月に入り、販売は回復傾向にあるようだ。
 3月の値上がり38都市のうち、西寧市(青海省)が1.4%で全国最大の上昇率を記録。これに杭州市(浙江省)の1.3%、銀川市(寧夏回族自治区)の1.1%などが続いた。一方、値下がりは湛江市(広東省)の0.7%、安慶市(安徽省)と温州市(浙江省)の各0.6%など。横ばいは北京市、武漢市(湖北省)、アモイ市(福建省)などだった。
 前年同月比では、瀘州市(四川省)、岳陽市(湖南省)、済南市(山東省)などを除く63都市で上昇。うちフフホト市(内モンゴル自治区)が13.7%と最大の上昇率を示している。以下、西寧市と唐山市(河北省)が各13.2%、銀川市が12.5%と続いた。
 二線都市31都市の新築住宅価格は前月比で0.3%上昇し、伸び率は前月(0.1%)からやや加速。一線都市(北京、上海、広州、深セン)は同0.2%上昇している(前月は横ばい)。


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