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  ニュース     2020/03/18 18:59

中国:日本など16カ国からの入国者、上海が隔離厳格化 無料記事

 中国の上海市と深セン市が17日、新型コロナウイルス感染拡大防止策を強化した。うち上海市政府は、韓国やイタリア、日本など16カ国からの入国者に対する14日間の隔離措置の内容を同日付けでさらに厳しくする新措置を発表。自宅隔離の場合は1世帯あたり1人または1家族に限り、その場合も隔離対象者と非対象者の部屋を分けることを原則とすることを明らかにした。家族全員が隔離観察の対象になることに同意すれば、対象者と同室で生活できる。複数メディアが伝えた。
 また、16カ国からの入国者は当局が「臨時集中検査所」に移送し、ウイルス検査を実施する。陰性の場合は自宅隔離に移行し、陽性なら医療機関で診察を受ける。自宅が隔離に適さないと小区(団地)管理者が判断すれば、集中隔離所に移される。集中隔離所の宿舎と食事の費用は自己負担となる。
 一方、香港から中国本土への出入境者を検査する深セン湾検査所は17日、海外発の感染対策本部を設置。香港からの入境者を3種類に分けて、管理を厳格化した。発熱やせきの症状があれば、すぐに係官が救急車で護送する。また、過去14日間に海外渡航歴がない香港市民は通過を許可。香港市民以外は、集中隔離し、ウイルスの検査を行う。ただし、広東省内の各市の住民は、バスで各地に送られて地元で検査を受ける。


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