中国の各通信キャリアが商用5Gサービスの予約受付を正式に始めた。中国電信（チャイナ・テレコム：728/HK）は9月29日、商用5Gサービスの予約受付を始めた。パッケージプランに優遇料金を設定したうえで、顧客の取り込みに乗り出している。この日までに20万人以上が予約した。ユーザー歴3年以上で3割引、ユーザー歴3年以下で2割引を適用する。
　一方、中国聯通（チャイナ・ユニコム：762/HK）は26日、5G料金パッケージプランを公表したうえで、正式サービス投入前の予約者に対し、優遇した割引料金を設けると発表した。連続使用歴3年以上の自社ユーザーに対し、3割引を適用。3年以下のユーザーには2割引とする。
　業界最大手の中国移動（チャイナ・モバイル:941/HK）は20日から商用5Gパッケージプランの事前受付を開始した。10月からサービスを正式投入する。シュートメッセージ、中国移動アプリ、QRコードでそろって受け付けに乗り出した。ユーザー歴5年以上で3割引、ユーザー歴5年以下で2割引を適用する。予約受付の開始後、5日間で合計212万人を超えたという。これまではトライアルパッケージプランで集客を進めていた。


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