重慶市の鉄道整備ペースが加速する見通しだ。重慶市政府と中国国家鉄路集団有限公司は18日、共同出資の合弁企業の重慶鉄路投資集団有限公司を正式に立ち上げている。登録資本は279億1200万人民元（約4310億円）に設定した。

　国と地方の鉄道整備・運営を担う。投融資、資産管理、沿線総合開発にも乗り出す。重慶市では高速鉄道8本を新たに建設する計画だ。重慶駅の改造、物流センターの建設、交通ハブの整備なども各地で進める。

　重慶鉄路投資集団はこの日、金融機関と戦略提携。国家開発銀行、工商銀行、農業銀行、中国銀行、建設銀行、交通銀行、平安集団、光大銀行、浦東発展銀行、重慶銀行、重慶農商行とそれぞれ覚書を交わした。


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